基本的な組立は、位置が決まる様に設計されており、簡単です。ここでは、いくつかの追加工作とディテールについて記します。 今回のタイプは、火の粉対策煙突と薪焚きの「ウッドバーニングタイプ」です。 リアバンカーには、薪を沢山積める様にするための3段柵が付きます。 エッチング板の裏面に小さな凹みがあり、リベットを押出すことが出来ます。 細かな作業になりますが、是非トライしてみてください。ゴチャゴチャ感wが増し、愛着も増します。 木製のものもあったようですので、カスタマイズが楽しめる部分だと思います。 【固定金具】 前後左右計4カ所の固定金具で、リアタンクは床板に固定されています。 作例は、往年の乗工社が出していたドロップ製のパーツを使用しました。 棒状のブロックに4つ並んだ部品を、糸鋸で削ぎ切りして使うアレです。 一見、何に使うかが判らないパーツだったために、二足三文で虐げられていました。 背面の金具は、砂箱の脚の間に入り込むため、省略しました。 特徴は、機関士側の1個が、内側にオフセットしている点でしょうか。 エンジン側の乗り降りが多く、つまずき易かったからではないかと想像しています。 こんな妄想wもシェイの楽しみです。 【タンク手摺】 水タンクに付く手摺は、止水性からか、上下がU字型の形状をしています。 エッチング抜きの精密で、寸法も一発で決まるパーツが入っていますが、ここはグッと我慢して0.3mmの洋白線から自作しました。 【バルブハンドル】 水タンク完全に空にする際に使用する排水バルブ(これは下部に付きます)のハンドルです。 タンク上の左右2カ所に付きます。 パーツは、こんな時のために温存しておいたPSCのパーツを使用しました。 要望が多ければ製品化されるかもしれませんね。 このバルブハンドルは、古くはダックステンダーでも、表現されており、ハンドレールノブと真鍮線で自作も出来ます。 ロストよりも、すっきりシンプルに仕上がると思います。 上の写真の段階まで、上板を本体側板に取付けないで作業した方が、上面パーツを取付易いと思います。 【給水口のかさ上げ】 ウッドバンカーに薪を高く積むと、給水口が薪に埋まってしまうため、給水口のかさ上げがされた機を見かけます。 そんなストーリーに魅かれて、写真後に柵の高さまで、3mmパイプをかませて、かさ上げをしました。 まん中の画像はかさ上げ後ですが、良く見えませんね。
by shayloco
| 2015-05-02 00:00
| 13ton project
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